ついに発売になりました!
20周年記念の1弾リメイクパックです。
奇しくもGO PLUSと発売日が同日だったので、ポケセンの店員さんがGOの購入列の人に聞こえるように「懐かしのカードが入ったパック、本日発売です!20年前にポケモンカードをやっていた方も、もう一度ポケモンカードを始めてみませんか!」みたいな呼びかけをしていたのが印象的でした。
それなりに人は集まってた気がしますが、手に取っていたのは外人さんが殆どだったのが寂しいですね。
スリーブも拍子抜けするくらい全然売れてませんでした。
平日というのもあるでしょうが、俺みたいにGOと多面待ちしてる人がいてもおかしくないと思うんですがねえ。
あとはソラマチ店が意外と穴場だったということでしょうか。GO PLUSもメガトウキョーの方が先に無くなったみたいですし。
話を戻して。
パッケージも懐かしの1弾のイラストをそのまま使用!
...と思ってたんですが。
よーく見ると、リザードンとフシギバナがメガシンカしているんです!
わざわざ絵柄を当時のものに寄せて書き直しているあたり、こだわりを感じますね。
箱についてる店頭用のカード。
「もう一度、20年前のあの頃へ!」
のアオリが懐古全開で潔いですねw
ポケットに入れてた宝物が顔を覗かせたって所でしょうか。
当時は「ポケットにファンタジー」の「それってもしかして、ピカチュウ?」のピカチュウが例えでなく本当にピカチュウだなんてことになるとは思ってませんでしたからねえ...
懐かしのパッケージ。
やっぱ10枚入りのパックはいいものだ。
5枚入りは買いやすいかもしれないけど、向いた時の満足感はこちらの方が圧倒的に上。スクラッチとジャンボ宝くじの差みたいなもの...っていうと逆に分かりづらいか。
封入率は、基本のパックは
C6枚、U3枚、R1枚。
10枚入りなのでキラ確定封入ですね。1弾リメイクなのに気前がいいです。スピアーはアンコモンに格下げ。
あと、例によってアンコモンの中にはトレーナーズが混ざってます。
だいたい3枚中1枚はトレーナーズになっている事が多いですが、確定ではない模様。
RR以上のカードが入っている場合、Uの枠が1枚交換になります。
つまり、1つのパックからキラカードが2枚出てくるわけですね。あたりを引いた時はちょっと嬉しい感じ。
BOX単位の封入率は、
Rが15枚で確定。
RRが3枚、SRが1枚というのが基本っぽいです。
箱によってはSRが2枚入ってたり、1枚も入ってなかったりするものもあったので確実ではない模様。
で、アンコモンの中に2箱に1枚程度の確率でノーレアが混じっているみたいです。
これら。
Dr.オーヤマのナッシーと、《ロケット団参上!》。
《ロケット団参上!》は4弾のカードだと思うんだけど、いいのか...
アンコモンなので光ってないのに違和感。
そしてナッシーは進化できない模様。タマタマ収録されていないという。ひどい。
イラストは当時のままですが、性能は大幅に調整が入ってます。
単純に上方修正組。
リザードン系は単純にHPや火力がアップしてます。
更にエナジーバーンが状態異常でも効果を発揮するようになってます。
ほのおのうずは火力が倍になってEXも一撃粉砕できますが、トラッシュが3個になっているのが痛いところ。
とはいえ2個玉はそのままエネルギー2つ分として数えられますし、《鍛冶屋》を使えば通常のプレイと合わせて連打もできるので、我慢のしどころですね。
《カモネギ》は驚異の無色1エネ50ダメージ。
1ターン待てばネギの補充もできるようになってます。
重いデッキに1枚挿しておくと、討ち漏らしたポケモンを処理するのに便利かもしれません。
《エビワラー》は単純に火力アップ。
たねで1エネ30点と、今でも速攻アタッカーとして活躍できる性能になってます。
闘ポケなのでストロングエネルギーだの何だの付ければかなりのプレッシャーは与えられますね。
で、キミたち。恥ずかしくないの?
エビワラーが時代に合わせて強化される一方、進化後がある連中は1エネ20点の火力を没収されてしまったのであった。
特にワンリキーが酷い。ダブルシンボルで40ダメとは...
コラッタは便利な特性をゲットしたので完全に別の生き物です。単体だと《びっくりメガホン》のが良いですが、ラッタ〜ラッタBREAKで戦うデッキなら、コラッタはコレ一択ですね。
にげる0ならなお強かったですが。
単純な弱体化だと、あとはコレ。
せっかく自爆するのに、ベンチにダメージが通らなくなってます。
2位さんは上の《カモネギ》と打点が同じ上に2エネ必要、さらに自主退場までしてしまうという残念っぷり。
《レアコイル》の方も3エネつけるなら《エビワラー》でよくね?という。
当時と火力が全く同じで、まるで成長していません。
今なら180点くらいの火力で丁度良かった。
あまり性能が変化していないのはこちら。
みゅう!
HP据え置き、特性は状態異常でも効果が発揮される以外は当時のまま。
ワザの火力が上がった代わりに2エネ必要になっていますが、谷を張れば当時と同じです。
一番変わったのがレアになったのでキラカードになったことですねw
強烈なメタ性能は相変わらずですが、たね状態で戦えるEXが存在している現状では当時ほどの拘束力はないです。
とはいえ、最近は非EXのカードを使う構築も増えてきているので、これ1枚で止まっちゃうデッキもありそうです。
そういう点では良い地雷カードです。進化ポケが流行りだしたらカードプールに入ってくる、メタカードとはこうでなくてはいけませんね。
こいつらもあまり変化ないですね。
そのままの性能で20年後も出られるあたり、いかに当時は強力であったか思い知らせてくれます。
《ラッキー》はこっそり逃げるコストが大幅に増えている(1から3)ので、最後まで壁をやってもらいましょう。
《エレブー》は鋼抵抗がついた以外は完全に一致。ちなみにこのパックに鋼は入っていません。
魔改造されたカードも結構あります。

全俺がいつもネタにしてる《スピアー》さん。
アンコモンに格下げされたことにより念願のキラカード化は成らずw
ダブルニードルは取り上げられましたが、そんなんより強力なワザが与えられています。
特に下のワザは、準備こそ大変なものの、ベンチ狙いのワザとしては破格の性能です。
自身も計算に入れるので、最低40ダメージ。最大だと160ダメージです。
2体いれば大抵のたねポケモンを仕留められ、3体いれば《オクタン》や《ドータクン》などの1進化のシステムポケモンや、《シェイミEX》を狩れるようになります。
《スピアーEX》も計算に入れられたらとんでもない火力になっていましたが、さすがにお手軽すぎなのでダメでしたね。
エネエネはヤバすぎたので、雷ポケモン&雷エネルギー限定になった《マルマイン》。
《ゲンシグラードンEX》なんかが2ターン目に4エネついて暴れだしたらゲームになりませんからね。仕方ないね。
《スターミー》は昔の《エネルギー回収》を内蔵しています。
【ゲッコウガ】デッキのサポートに適していそうですが、置いとく場所を作れるかどうかが難しいところですね。
さいご。
EXは旧裏1弾に入っていたポケモンの中からチョイスされています。
ハクリューのイラスト良かったのにもったいない...
特性がなかなか強力ですね。EXも直接サルベージできるすごいやつです。
で、ワザも4エネと重いですが、まさかの確定エネルギートラッシュ。
ハクリューのワザを奪った甲斐があるというものですねw
システムポケモンなのに頑張れば戦えるのが便利な所です。
観賞用のお祭りパックと思いきや、なかなか面白いカードもあって、いいパックだと思います。
トレーナーズの種類が少なかったのがちょっと残念ですが...
あと、30周年のときはどうするんですかね!
今から気になりますw